移住者インタビュー
INTERVIEW 移住者インタビュー09
リモートワーク、子育て… 自分達らしい白河暮らし
穂積さんご夫婦
移住時期:大学卒業後Uターンし、結婚
年齢:20代
職業:(俊平さん)プログラマー (皓子さん)保育士
出身:(俊平さん)白河市 (皓子さん)郡山市
住まい:白河市内
穂積さんご夫婦の経歴
夫の俊平さんは白河市出身で高校卒業後、進学のため東京へ上京しました。大学卒業後も東京にいましたが、現在の会社に転職後、白河へUターンしました。
妻の皓子さんは結婚を機に白河市に移住。お2人には現在1歳のお子様とインコのピーナッツくんがいます。
俊平さんはご実家が白河とのことですが、いつ頃こちらに戻ってこられたんですか?
(俊平さん)
高校まで白河にいて、大学で東京に出ました。
大学の時にIT系の会社でアルバイトをしていたんですけど、その時のご縁で今の会社で働いています。今の会社は創設の時からずっとリモートワークなんです。転職して1週間で白河に戻ってきました。
長男なのでこの家を何とかしなきゃいけないなというのは思っていて、両親とも仲が良かったので実家に戻ることに抵抗はなかったですね。その頃に当時大学生だった晧子と出会って、卒業したら結婚して白河で一緒に住もうと…
白河に行くことの不安はなかったんですか?
(晧子さん)
(主人と出会う前は、)東京で就職を考えていたんですが、結婚することが決まり、白河で仕事を探すことにしました。
白河で仕事を探さなくてはいけなかったので、不安はありましたし、移住後も、最初の頃は仕事も始まったばかりでストレスが溜まり、近くに友だちもいなくて…色々大変でした。
そんな時、知り合いから『EMANON(※1)』を紹介してもらい、ちょうど『大人の新入生歓迎会』というイベントがあったので行ってみたんです。その後も、EMANONで開催されたボードゲームのイベントなどに参加するなど、何度か顔を出しているうちに、はじめましての人とも仲良くなることができました。
(俊平さん)
そこで出会った人と仲良くなって、自分たちもボードゲームにハマっていき、コロナ前はよく僕たちの家でボードゲーム会をやっていました(笑)。今でもその友人とは毎月のように会って家族ぐるみで遊んでいます。
(※1)高校生びいきの古民家カフェ
リモートワークでのお仕事はいかがですか?
(俊平さん)
お客さんは東京の方も多いんですが、リモートワークって、何かあったときすぐ東京にいけないってのが不安なんですよ。白河からだと東京までの距離も近いから、コロナ前は打ち合わせなどでストレスなく東京に通うことができて、その不安はなかったです。
僕の仕事はパソコンがあればどこでも働くことができるし、東京の単価で仕事ができるので白河でのリモートワークはメリットが多いですね。
休日はどんなことをされて過ごしていますか?
(俊平さん)
山菜取りにハマりました。これが楽しくて(笑)昔は興味なかったんですが、こっちに戻ってきて山菜を食べたら美味しくて、そこから父と一緒に山菜取りに行ってます。
ゲームが趣味なんですが、山菜取りは宝さがしゲームみたいですね。奥さんも一緒に山菜取りを楽しんでいます。
(晧子さん)
私もアウトドアが好きなので、妊娠してるときも山に行きました。釣りにもよく行きましたね。子どもが生まれる前は毎週那須の方まで行っていて、施設の人に覚えられるくらい(笑)
白河の子育てはどうですか?
(晧子さん)
よくマイタウンの『おひさまひろば』や『わんぱーく』で遊んでいます。外に出れない時期や冬の時期など、屋内で遊べるのはいいですね。汚れないのも楽で。あとはお城山公園も広いし、遊べる公園は多いかなと思います。
東京までの距離も近いから週末出かけたいって思ったらすぐに行くこともできるし、なんでもできる場所ではありますよね。
旦那の両親と同居しているんですが、私たちが体調を崩した時に子どもの面倒を見てくれたり、平日お風呂に入れたり家事も手伝ってくれて、とても助かっています。
嫁姑問題がすごく不安だったんですけど全く気を使うこともなく、両親には本当に感謝しています。
想像以上に白河、好きになっちゃいました。
これからどんな白河になってほしいと感じますか?
(俊平さん)
僕たちが住んでいる五箇という地域は農業が盛んなので、もっと地域全体で農業に取り組んで、この地域の景観や環境がこれからも続いていくといいなと思っています。
僕もなるべく地域の農業の会議などにも参加して、何かできることはないかと探しています。
(晧子さん)
私は郡山に住んでいたので、どうしてもお店の数とかは比べちゃいますね。子ども連れでもくつろげるお店や交流の場が増えて、住んでいる人たちが居心地よく暮らせる地域になってほしいと思います。